※この記事は一般的な条文解説で、宅建等の資格試験の範囲を超えた内容も含みます。当サイトの記事が読みやすいと感じた方は、当サイトと資格試験向け教材の関係をご覧下さい。

都市計画法1条(目的)

【解説】

1.都市計画法とは

「都市計画」という言葉は、みなさん多かれ少なかれ聞いたことがあると思いますので、だいたいのイメージは湧くと思いますが、計画的な都市づくり、街づくりを行うための法律です。

みんな土地を持っていると、自分の土地だということで好きな建物を建てます。そうすると街並みが雑然としたものになり、またスプロール化といって市街地が無秩序に広がっていくことになります。住宅地なら住宅地として静かな環境を守るとか、商業地なら商業地として開発する。あるいは道路とか公園とか、下水道を整備したり、そういう計画的な街づくりがどうしても必要になります。

そこで、どういうふうに計画的な街づくりを行うのかということを決めているのが都市計画法です。