下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
宅建 過去問解説 平成29年 問50
【問 50】 建物の構造と材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
１ 木材の強度は、含水率が小さい状態の方が低くなる。
２ 鉄筋は、炭素含有量が多いほど、引張強度が増大する傾向がある。
３ 常温、常圧において、鉄筋と普通コンクリートを比較すると、熱膨張率はほぼ等しい。
４ 鉄筋コンクリート構造は、耐火性、耐久性があり、耐震性、耐風性にも優れた構造である。
【解答及び解説】
【解法のポイント】この問題は、肢１がいきなり正解で、しかも過去問にも何度も出題されている内容で、簡単な問題でした。
【問 50】 正解 １
１ 不適当。木材の強度は、含水率が小さい状態の方が「高く」なる。
２ 適当。鉄筋は、炭素含有量が多いほど、引張強度が増大する。
３ 適当。常温、常圧において、鉄筋と普通コンクリートを比較すると、熱膨張率はほぼ等しい。
４ 適当。鉄筋コンクリート構造は、耐火性、耐久性、耐震性、耐風性のいずれにも優れた構造である。