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宅建 過去問解説 平成26年 問50

【問 50】 建築物の構造と材料に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 鉄筋コンクリート構造におけるコンクリートのひび割れは、鉄筋の腐食に関係する。

2 モルタルは、一般に水、セメント及び砂利を練り混ぜたものである。

3 骨材とは、砂と砂利をいい、砂を細骨材、砂利を粗骨材と呼んでいる。

4 コンクリートは、水、セメント、砂及び砂利を混練したものである。

【解答及び解説】

【問 50】 正解 2

1 適当。鉄筋が腐食し錆(さび)が生じると、錆の膨張によってコンクリートにひび割れが生じる。

2 不適当。モルタルは、一般に水、セメント及び砂(細骨材)を練り混ぜたものである。砂利(粗骨材)ではない。

3 適当。骨材とは、砂と砂利をいい、砂を細骨材、砂利を粗骨材と呼ばれ、コンクリートの材料として用いられる。

4 適当。コンクリートは、水、セメント、砂(細骨材)及び砂利(粗骨材)を混練したものである。


【解法のポイント】最近は、鉄筋コンクリート造の問題が増えているので、ある程度出題は予想していましたが、コンクリートやモルタルの材料は初出題ではなかったでしょうか。今回は間違えても仕方がないと思いますが、今後は、この内容は再度出題ますので、是非覚えておいて下さい。