下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
宅建 過去問解説 平成23年 問18
【問 18】 建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合、原則として、当該建築物の全部について防火地域内の建築物に関する規定が適用される。
2 法改正により削除
3 防火地域内において建築物の屋上に看板を設ける場合には、その主要な部分を難燃材料で造り、又は覆わなければならない。
4 防火地域にある建築物は、外壁が耐火構造であっても、その外壁を隣地境界線に接して設けることはできない。
【解答及び解説】
【問 18】 正解 1
1 正しい。建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、原則として、その全部について防火地域内の建築物に関する規定を適用する。
*建築基準法65条2項
2 法改正により削除
3 誤り。防火地域内にある看板、広告塔、装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるものは、その主要な部分を「不燃」材料で造り、又は覆わなければならない。「難燃」材料ではない。
*建築基準法66条
4 誤り。防火地域又は準防火地域内にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
*建築基準法63条
【解法のポイント】肢3の「難燃」材料は少しビックリしましたが、全体としては、非常に簡単な問題で助かった感じです。