下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
宅建 過去問解説 平成21年 問49
【問 49】 土地に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
１ 山地の地形は、かなり急峻で大部分が森林となっている。
２ 台地・段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多い。
３ 低地は、大部分が水田として利用され、地震災害に対して安全である。
４ 臨海部の低地は、水利、海陸の交通に恵まれているが、住宅地として利用するためには十分な防災対策が必要である。
【解答及び解説】
【解法のポイント】この問題は「土地」の問題としては、過去問を勉強していれば対応できた非常に基本的なものだったと思います。宅建試験は、あまりノーマークの範囲というのは、作らない方がいいと思います。勉強しにくいところでも、過去問程度は勉強しておくことが大切です。
【問 49】 正解 ３
１ 適当。そのとおりで、山地の地形は、かなり急峻で大部分が森林となっている。
２ 適当。台地・段丘は、農地として利用され、また宅地としても適当なことから、都市的な土地利用も多くなっている。
３ 不適当。低地は、一般に洪水や地震に対して弱いが、我が国の実情として宅地として利用されることが多い。
４ 適当。臨海部の低地は、水利、海陸の交通には恵まれているが、高潮や液状化の危険があるので、住宅地として利用するためには十分な防災対策が必要である。