下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 令和元年 問45

【問 45】 マンションの設備に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 居室では、シックハウス対策として、換気回数2回/h以上の機械換気設備の設置が必要である。

2 圧縮空気法による排水管の清掃では、付着物で閉塞した排水管内に水を注入し、圧縮空気を放出してその衝撃で付着物を除去する。

3 専有部分に設置するさや管ヘッダー方式による給水・給湯システムには、耐食性、耐熱性、可とう性に優れた水道用架橋ポリエチレン管、水道用ポリブテン管等を使用する。

4 新設する乗用エレベーターに設置する地震時等管制運転装置には、予備電源を設ける。

【解答及び解説】

【問 45】 正解 1

1 不適切。居室では、シックハウス対策として、換気回数「0.5回」/h以上の機械換気設備の設置が必要である。

2 適切。排水管の清掃方法である圧縮空気法は、ウォーターラム法ともいわれ、付着物で閉塞した排水管内に水を注入し、圧縮空気を放出してその衝撃で付着物を除去する。

3 適切。専有部分に設置するさや管ヘッダー方式による給水・給湯システムには、耐食性、耐熱性、可とう性に優れた水道用架橋ポリエチレン管、水道用ポリブテン管等を使用するのが適切である。

4 適切。新設する乗用エレベーターに設置する地震時等管制運転装置には、予備電源を設ける必要がある。
*国土交通省告示第1536号


【解法のポイント】本問は、過去問でも出題されているので、肢1が正解だというのは比較的分かりやすかったのではないかと思います。