下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
マンション管理士 過去問解説 平成30年 問48
【問 48】 マンション管理適正化法の規定によれば、マンション管理士に関する次の記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
ア マンション管理士でない者は、マンション管理士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない。
イ マンション管理士は、マンション管理士登録簿に登載された事項に変更があったときは、遅滞なく、その旨を国土交通大臣(指定登録機関が登録の実務に関する事務を行う場合は指定登録機関)に届け出なければならない。
ウ マンション管理士は、5年ごとに、国土交通大臣の登録を受けた者が国土交通省令で定めるところにより行う講習を受けなければならない。
エ マンション管理士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らしてはならないが、マンション管理士でなくなった後においては、その限りでない。
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ
【解答及び解説】
【解法のポイント】この問題も、基本的な条文の問題であり、個数問題ではありますが、簡単な問題です。
【問 48】 正解 1
ア 正しい。マンション管理士でない者は、マンション管理士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない。
*マンション管理適正化法43条
イ 正しい。マンション管理士は、マンション管理士登録簿に登載された事項に変更があったときは、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない。
*マンション管理適正化法32条1項
ウ 正しい。マンション管理士は、5年ごとに、国土交通大臣の登録を受けた者が国土交通省令で定めるところにより行う講習を受けなければならない。
*マンション管理適正化法41条
エ 誤り。マンション管理士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。マンション管理士でなくなった後においても、同様とする。
*マンション管理適正化法42条
以上より、誤っているものはエの一つであり、正解は肢1となる。【解法のポイント】この問題も、基本的な条文の問題であり、個数問題ではありますが、簡単な問題です。