下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
マンション管理士 過去問解説 平成29年 問34
【問 34】 平成29年３月25日に、甲マンション管理組合の普通預金口座に、組合員Ａから、管理費450,000円（月額30,000円）が入金された。450,000円の内訳は、平成28年２月分から平成29年４月分までの15ヵ月分であった。平成29年３月に管理組合が行うべき仕訳として適切なものは次のうちどれか。ただし、会計処理は毎月次において発生主義の原則によるものとし、会計年度は平成28年４月１日から平成29年３月31日までとする。
【解答及び解説】
次に、平成28年２月分から平成29年２月分までの13ヵ月分は滞納していた管理費の支払いであるから、これはすでに未収金として「未収金 390,000／管理費 390,000」と仕訳されているはずである。したがって、平成29年３月25日の入金段階では、貸方に資産の減少として「未収金 390,000」と仕訳する。
さらに、３月分の管理費は、貸方に収入として「管理費収入 30,000」とする。
４月分の管理費は、支払期日がまだ到来していないので、貸方に負債の増加として「前受金 30,000」とする。
以上より、肢２が正解となる。
【解法のポイント】本問は、典型的な仕分の問題です。内容的にも問題はなかったかと思います。
【問 34】 正解 ２
まず、組合員Ａから、管理費450,000円が入金されているので、借方は資産の増加として「現金預金 450,000」となる。次に、平成28年２月分から平成29年２月分までの13ヵ月分は滞納していた管理費の支払いであるから、これはすでに未収金として「未収金 390,000／管理費 390,000」と仕訳されているはずである。したがって、平成29年３月25日の入金段階では、貸方に資産の減少として「未収金 390,000」と仕訳する。
さらに、３月分の管理費は、貸方に収入として「管理費収入 30,000」とする。
４月分の管理費は、支払期日がまだ到来していないので、貸方に負債の増加として「前受金 30,000」とする。
以上より、肢２が正解となる。
【解法のポイント】本問は、典型的な仕分の問題です。内容的にも問題はなかったかと思います。