下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成27年 問42

【問 42】 マンションの住棟型式に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 階段室型は、階段室から直接各住戸に入る型式で、廊下型に比べ各住戸の独立性は高い。

2 タウンハウス型は、各住戸に専用庭を持ち、ほかにコモンスペース(共用の広場、庭、駐車場など)を持つ低層の集合住宅である。

3 メゾネット型は、2階おき程度にエレベーターの停止階及び共用廊下を設け、エレベーターの停止階以外の階には階段によって各住戸へ達する型式である。

4 コア型は、20階以上の超高層住宅で多く用いられ、エレベーター・階段室などを中央に置き、その周辺に多くの住戸を配置する型式で、方位によって居住性(採光・通風)に不利な住戸ができる。

【解答及び解説】

【問 42】 正解 3

1 適切。階段室型は、階段室から直接各住戸に入る型式で、隣り合う2戸で1つの共用階段を持つので、廊下型に比べ各住戸の独立性は高い。

2 適切。タウンハウス型は、各住戸に専用庭を持ち、住戸を集約化することによってコモンスペース(共用の広場、庭、駐車場など)を持つ低層の集合住宅である。

3 不適切。本肢の内容は、スキップフロア型の説明である。

4 適切。コア型は、20階以上の超高層住宅で多く用いられ、エレベーター・階段室などを中央に置き、その周辺に住戸を配置する型式なので、方位によって居住性(採光・通風)に不利な住戸ができる。


【解法のポイント】本問の住棟型式は、意外に出題は少ないですね。しかし、これはしっかり勉強しておいて下さい。今後も出題されると思います。