下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成24年 問20

【問 20】 共同住宅に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 共同住宅の各戸の界壁は、耐火構造とし、小屋裏又は天井裏に達せしめなければならない。

2 法改正により削除

3 法改正により削除

4 準防火地域内にある共同住宅を増築しようとする場合、その増築部分の床面積の合計がl0㎡以内であれば、建築確認を受ける必要はない。

【解答及び解説】

【問 20】 正解 なし

1 誤り。長屋又は共同住宅の各戸の界壁は、「準耐火構造」とし、小屋裏又は天井裏に達せしめなければならない。耐火構造ではない。
*建築基準法施行令114条1項

2 法改正により削除

3 法改正により削除

4 誤り。防火地域及び準防火地域「外」において建築物を増築し、改築し、又は移転しようとする場合で、その増築、改築又は移転に係る部分の床面積の合計が10㎡以内であるときについては、建築確認は不要であるが、準防火地域内においては10㎡以内の増築でも建築確認が必要となる場合がある。
*建築基準法6条2項

【法改正による変更】本問は当初は、肢3が正解でしたが、法改正により正解は「なし」になっています。