下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成22年 問41

【問 41】 平成7年6月に建設省(現国土交通省)が公表した「長寿社会対応住宅設計指針」及び「長寿社会対応住宅設計指針の補足基準」における傾斜路の基準に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 傾斜路は、できる限り1/8以下の勾配とする。

2 傾斜路は、高低差75cmごとに1.5m以上の踊り場を設ける。

3 傾斜路の手すりの設置高さは、床面から75cmを標準とする。

4 傾斜路の手すりの端部は、できる限り20cm以上水平に延ばす。

【解答及び解説】

【問 41】 正解 1

1 不適切。傾斜路は、できる限り1/12以下の勾配とし、高低差75cm毎に1.5m以上の踊り場を設けるとされている。
*長寿社会対応住宅設計指針

2 適切。傾斜路は、できる限り1/12以下の勾配とし、高低差75cm毎に1.5m以上の踊り場を設けるとされている。
*長寿社会対応住宅設計指針

3 適切。傾斜路の手すりの設置高さは、床面から75cmを標準とし、端部はできる限り壁側又は下側に曲げることとされている。
*長寿社会対応住宅設計指針

4 適切。階段及び傾斜路には、少なくとも片側に手すりを設けるとともに、その端部は、できる限り20cm以上水平に延ばすこととされている。
*長寿社会対応住宅設計指針