下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
マンション管理士 過去問解説 平成22年 問21
【問 21】 市街化区域及び市街化調整区域に関する次の記述のうち、都市計画法の規定によれば、誤っているものはどれか。
1 都市計画区域については、必ず市街化区域と市街化調整区域との区分を定めるものとされている。
2 市街化区域は、すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とされている。
3 市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域とされている。
4 市街化区域については、少なくとも用途地域を定めるものとされ、市街化調整区域については、原則として用途地域を定めないものとされている。
【解答及び解説】
【問 21】 正解 1
1 誤り。都市計画区域について無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため必要があるときは、都市計画に、市街化区域と市街化調整区域との区分(区域区分)を定めることが「できる」。必ず定めなければならないわけではない。
*都市計画法7条1項
2 正しい。市街化区域は、すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域とする。
*都市計画法7条2項
3 正しい。市街化調整区域は、市街化を抑制すべき区域とする。
*都市計画法7条3項
4 正しい。市街化区域については、少なくとも用途地域を定めるものとし、市街化調整区域については、原則として用途地域を定めないものとする。
*都市計画法13条1項7号