下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成21年 問47

【問 47】 マンション管理士に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 マンション管理士の名称を使用し停止を命ぜられた者が、当該停止期間中に名称を使用した場合には、30万円以下の罰金に処せられる。

2 マンション管理士試験は、禁固以上の刑に処せられその執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から2年を経過していない者は、受験することができない。

3 マンション管理士は、マンション管理士の信用を傷つける行為をした場合には、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられる。

4 マンション管理士は、5年ごとに登録講習機関が行う講習を受けなければならず、これに違反したときは30万円以下の罰金に処せられる。

【解答及び解説】

【問 47】 正解 1

1 正しい。マンション管理士の名称の使用の停止を命ぜられた者で、当該停止を命ぜられた期間中に、マンション管理士の名称を使用したは、30万円以下の罰金に処せられる。
*マンション管理適正化法109条1項2号

2 誤り。マンション管理士試験の受験については問題文のような制限はない。禁固以上の刑に処せられその執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から2年を経過していない者は「登録」はできない。

3 誤り。マンション管理士が、マンション管理士の信用を傷つける行為をした場合でも、罰則は定められていない。

4 誤り。マンション管理士が、5年ごとに登録講習機関が行う講習を受けなかったとしても、罰則の規定はない。