下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
マンション管理士 過去問解説 平成21年 問46
【問 46】 マンションに関する次の記述のうち、マンションの管理の適正化の推進に関する法律（以下「マンション管理適正化法」という。）の規定によれば、誤っているものはどれか。
１ マンションの区分所有者が当該マンションの事務管理を業として行う場合には、マンション管理業に該当しない。
２ 管理組合法人の理事は、管理者等に含まれない。
３ 人の居住の用に供する専有部分がある建物において、区分所有者が一人の場合には、マンションに該当しない。
４ マンションには、当該マンションの敷地及び附属施設が含まれる。
【解答及び解説】
【問 46】 正解 ２
１ 正しい。マンション管理業とは、管理組合から委託を受けて管理事務を行う行為で業として行うものをいうが、マンションの区分所有者等が当該マンションについて行うものは除かれている。
＊マンション管理適正化法２条７号
２ 誤り。管理者等とは、管理組合の管理者又は管理組合法人の理事をいう。
＊マンション管理適正化法２条４号
３ 正しい。マンションとは、二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるものであるから、区分所有者が一人の場合は、マンションに該当しない。
＊マンション管理適正化法２条１号イ
４ 正しい。マンションとは、二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるもの並びにその敷地及び附属施設である。
＊マンション管理適正化法２条１号イ