下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成21年 問45

【問 45】 マンションの設備計画に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 シックハウス対策として第3種換気設備を設置する場合、台所レンジフードファン又は浴室・洗面所・便所などのサニタリーファンに常時換気用の低風量モードを用いる方式がある。

2 消防設備において、設置後10年を経過した連結送水管については、原則として、2年ごとに耐用性能試験を行わなければならない。

3 エレベーターのいわゆるPOG契約は、定期点検及び管理仕様範囲内の消耗品の交換を含み、それ以外の部品の取替え及び修理は、原則として含まない。

4 最近の新築マンションでは、エレベーター昇降路内等に機器を設置したマシンルームレス型エレベーターが主流となっている。

【解答及び解説】

【問 45】 正解 2

1 適切。シックハウス対策として一定の換気が要求されており、第3種換気設備を設置する場合、台所レンジフードファン又は浴室・洗面所・便所などのサニタリーファンに常時換気用の低風量モードを用いる方式がある。

2 不適切。設置後10年を経過した連結送水管については、配管等について、原則として、「3年」ごとに耐用性能試験を行わなければならない。
消防庁告示14号

3 適切。エレベーターのいわゆるPOG契約は、定期点検及び管理仕様範囲内の消耗品の交換までは行うが、それ以外の部品の取替え及び修理は、原則として含まない。

4 適切。最近の新築マンションでは、エレベーター昇降路内等に機器を設置し、機械室が不要なマシンルームレス型エレベーターが主流となっている。