マンション管理士 過去問解説 平成21年 問22

【問　22】　簡易専用水道の設置者の義務に関する次の記述のうち、水道法の規定によれば、正しいものはどれか。

１　給水栓における水が遊離残留塩素を一定値以上保持するよう、塩素消毒をしなければならない。

２　定期及び臨時の水質検査を行ったときは、これに関する記録を作成し、水質検査を行った日から起算して５年間保存しなければならない。

３　簡易専用水道の管理について、１年以内ごとに１回、地方公共団体の機関又は厚生労働大臣の登録を受けた者の検査を受けなければならない。

４　水道の管理について技術上の業務を担当させるため、水道技術管理者１人を置かなければならない。

【問　22】　正解　３

１　誤り。給水栓における水が遊離残留塩素を一定値以上保持するよう、塩素消毒をしなければならないのは、専用水道であり、簡易専用水道の設置者の義務ではない。

２　誤り。定期及び臨時の水質検査を行ったときに、これに関する記録を作成し、水質検査を行った日から起算して５年間保存しなければならないのは、専用水道であり、簡易専用水道の設置者の義務ではない。

３　正しい。簡易専用水道の設置者は、１年以内ごとに１回、地方公共団体の機関又は厚生労働大臣の登録を受けた者の検査を受けなければならない。

４　誤り。水道の管理について技術上の業務を担当させるため、水道技術管理者１人を置かなければならないのは、専用水道であり、簡易専用水道の設置者の義務ではない。