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マンション管理士 過去問解説 平成19年 問23

【問 23】 警備業に関する次の記述のうち、警備業法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 警備業者は、警備業務の依頼者と警備業務を行う契約を締結しようとするときは、当該契約をするまでに、当該契約の概要について記載した書面をその者に交付しなければならない。

2 警備業者は、警備業務を行う契約を締結したときは、遅滞なく、当該契約の内容を明らかにする書面を当該警備業務の依頼者に交付しなければならない。

3 警備業者は、常に、その行う警備業務について、依頼者からの苦情の適切な解決に努めなければならない。

4 警備業を営もうとする者は、一定の要件に該当しないことについて都道府県知事の認定を受けなければならない。

【解答及び解説】

【問 23】 正解 4

1 正しい。警備業者は、警備業務の依頼者と警備業務を行う契約を締結しようとするときは、当該契約を締結するまでに、内閣府令で定めるところにより、当該契約の概要について記載した書面をその者に交付しなければならない。
*警備業法19条1項

2 正しい。警備業者は、警備業務を行う契約を締結したときは、遅滞なく、一定の事項について当該契約の内容を明らかにする書面を当該警備業務の依頼者に交付しなければならない。
*警備業法19条2項

3 正しい。警備業者は、常に、その行う警備業務について、依頼者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない。
*警備業法20条

4 誤り。警備業を営もうとする者は、一定の要件に該当しないことについて、都道府県公安委員会の認定を受けなければならない。都道府県知事の認定ではない。
*警備業法4条