下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成16年 問23

【問 23】 簡易専用水道の設置者に課されている義務に関する次の記述のうち、水道法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 水道の管理について技術上の業務を担当させるため、水道技術管理者を置かなければならない。

2 1日1回以上、色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する水質検査を行わなければならない。

3 給水栓における水が遊離残留塩素を一定数倍以上保持するよう、塩素消毒をしなければならない。

4 水槽の掃除を1年以内ごとに1回、定期に、行わなければならない。

【解答及び解説】

【問 23】 正解 4

1 誤り。簡易専用水道の設置者には、水道の管理について技術上の業務を担当させるため、水道技術管理者を置く必要はない。
*水道法34条の4

2 誤り。簡易専用水道の設置者には、1日1回以上、色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する水質検査を義務付けられていない。
*水道法34条の4

3 誤り。簡易専用水道の設置者には、給水栓における水が遊離残留塩素を一定数倍以上保持するための塩素消毒は義務付けられていない。
*水道法34条の4

4 正しい。簡易専用水道の設置者は、厚生労働省令で定める基準に従い、その水道を管理しなければならないが、その一つとして、水槽の掃除を1年以内ごとに一回、定期に、行うことが必要である。
*水道法34条の2第1項