下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成16年 問22

【問 22】 都市計画の内容に関する次の記述のうち、都市計画法の規定によれは、誤っているものはどれか。

1 都市計画には、区域区分を定めなければならない。

2 市街化区域については、用途地域を定めなければならない。

3 用途地域においては、建築物の容積率を定めなければならない。

4 第二種中高層住居専用地域においては、建築物の建蔽率を定めなければならない。

【解答及び解説】

【問 22】 正解 1

1 誤り。都市計画区域について無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため必要があるときは、都市計画に、市街化区域と市街化調整区域との区分(区域区分)を定めることが「できる」。区域区分を定めなければならないわけではない。
*都市計画法7条1項

2 正しい。市街化区域については、少なくとも用途地域を定めるものとされており、必ず用途地域を定めなければならない。
*都市計画法13条1項7号

3 正しい。用途地域には、建築物の容積率を定めなければならない。
*都市計画法8条3項2号イ

4 正しい。商業地域以外の用途地域においては、建築物の建蔽率を定めなければならず、第二種中高層住居専用地域においても建蔽率を定める必要がある。
*都市計画法8条3項2号ハ