下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成13年 問46

【問 46】 マンション管理土の義務等に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 マンション管理士は、マンション管理士の信用を傷つけるような行為をした場合には、30万円以下の罰金に処される。

2 マンション管理土は、5年ごとに、国土交通大臣の登録を受けた者が行う講習を受けなければならず、これに違反したときは、国土交通大臣は、その登録を取り消すことができる。

3 マンション管理士は、正当な事由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らした場合、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。

4 マンション管理士でない者が、マンション管理士又はこれに紛らわしい名称を使用した場合には、30万円以下の罰金に処される。

【解答及び解説】

【問 46】 正解 1

1 誤り。マンション管理士は、マンション管理士の信用を傷つけるような行為をしてはならないが、これについては罰則は規定されていない。
*マンション管理適正化法40条

2 正しい。マンション管理士は、5年ごとに、国土交通大臣の登録を受けた者が行う講習を受けなければならないが、これに違反した場合は、国土交通大臣は登録を取り消すことができる。
*マンション管理適正化法33条2項

3 正しい。マンション管理士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らしてはならないが、この規定に違反した場合は、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。
*マンション管理適正化法107条1項2号

4 正しい。マンション管理士でない者は、マンション管理士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならないが、この規定に違反した場合は、30万円以下の罰金に処される。
*マンション管理適正化法109条1項3号