下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

マンション管理士 過去問解説 平成13年 問24

【問 24】 消防用設備等の点検及び報告に関する次の記述のうち、消防法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 特定の防火対象物に対して設置が義務付けられている消火設備、警報設備、避難設備等からなる消防用設備等は、すべて点検の対象となる。

2 1,000㎡以上の共同住宅で消防長又は消防署長の指定を受けているものは、消防設備土免状の交付を受けている者又は総務大臣が認める資格を有する者が行う点検を受けなければならない。

3 消防用設備等に対する外観点検及び機能点検は、1年に1回行う必要がある。

4 共同住宅に係る点検結果の報告は、3年に1回消防長又は消防署長に対して行う必要がある。

【解答及び解説】

【問 24】 正解 3

1 正しい。特定の防火対象物の関係者は、当該防火対象物における「消防用設備等」又は特殊消防用設備等について、定期に点検をしなければならない。
*消防法17条の3の3

2 正しい。共同住宅で、延べ面積が1,000㎡以上のもののうち、消防長又は消防署長が火災予防上必要があると認めて指定するものは、消防設備士免状の交付を受けている者又は総務省令で定める資格を有する者に点検をさせなければならない。
*消防法施行令36条2項2号

3 誤り。消防用設備等に対する外観点検及び機能点検は、6月に1回行う必要がある。

4 正しい。共同住宅に係る点検結果は、3年に1回消防長又は消防署長に対して報告する。