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管理業務主任者 過去問解説 令和４年 問17
【問 17】 建築基準法第2条及び同法施行令第1条の用語の定義に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
１ 「建築物」とは、土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの（これに類する構造のものを含む。）などをいい、建築設備を含まない。
２ 「敷地」とは、一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。
３ 「主要構造部」とは、壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、建築物の構造上重要でない部分を除く。
４ 「大規模の修繕」とは、建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕をいう。
【解答及び解説】
【問 17】 正解 1
１ 不適切。建築物とは、土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの（これに類する構造のものを含む。）などをいい、建築設備を「含む」ものとする。
＊建築基準法2条1号
２ 適切。敷地とは、一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。
＊建築基準法施行令1条1号
３ 適切。主要構造部とは、壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、建築物の構造上重要でない部分を除くものとする。
＊建築基準法2条5号
４ 適切。大規模の修繕とは、建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕をいう。
＊建築基準法2条14号
【解法のポイント】用語の定義は、管理業務主任者では定番の出題範囲ですが、その中でもこれは基本的なものだと思います。