下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 令和2年 問46

【問 46】 管理業務主任者及び管理業務主任者証に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、誤っているものはいくつあるか。

ア 管理業務主任者証の交付を受けようとする者(試験合格日から1年以内の者を除く。)は、登録講習機関が行う講習を、交付の申請の日の90日前から30日前までに受講しなければならない。

イ 管理業務主任者証の有効期間は、3年である。

ウ 管理業務主任者の登録を受けた者は、登録を受けた事項に変更があったときは、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない。

エ 管理業務主任者は、国土交通大臣から管理業務主任者としてすべき事務を行うことを禁止する処分を受けたときは、速やかに、管理業務主任者証を国土交通大臣に提出しなければならない。

1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ

【解答及び解説】

【問 46】 正解 2

ア 誤り。管理業務主任者証の交付を受けようとする者は、登録講習機関が国土交通省令で定めるところにより行う講習で交付の申請の日前「6月」以内に行われるものを受けなければならない。ただし、試験に合格した日から1年以内に管理業務主任者証の交付を受けようとする者については、この限りでない。
*マンション管理適正化法60条2項

イ 誤り。管理業務主任者証の有効期間は、「5年」とする。
*マンション管理適正化法60条3項

ウ 正しい。管理業務主任者の登録を受けた者は、登録を受けた事項に変更があったときは、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない。
*マンション管理適正化法62条1項

エ 正しい。管理業務主任者は、事務禁止の処分を受けたときは、速やかに、管理業務主任者証を国土交通大臣に提出しなければならない。
*マンション管理適正化法60条5項


以上より、誤っているのは、アとイの二つであり、肢2が正解となる。


【解法のポイント】この問題は、個数問題とはいえ、個々の肢は簡単だったので、正解しないといけません。