下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
管理業務主任者 過去問解説 令和元年 問17
【問 17】 直上階の居室の床面積の合計が200㎡を超える地上階における共同住宅の共用階段に関する次の記述のうち、( a )~( d )に入る数値の組み合わせとして、建築基準法によれば、正しいものはどれか。ただし、この階段は、屋外階段ではないものとする。
階段の踊場は、高さ( a )m以内ごとに設けなければならない。その踊場と階段の幅は( b )cm以上、蹴上げの寸法は( c )cm以下、踏面の寸法は( d )cm以上でなければならない。
階段の踊場は、高さ( a )m以内ごとに設けなければならない。その踊場と階段の幅は( b )cm以上、蹴上げの寸法は( c )cm以下、踏面の寸法は( d )cm以上でなければならない。
(a) | (b) | (c) | (d) | |
1 | 4 | 120 | 20 | 24 |
2 | 3 | 120 | 24 | 20 |
3 | 4 | 100 | 20 | 24 |
4 | 3 | 100 | 24 | 20 |
【解答及び解説】
【問 17】 正解 1
階段及びその踊場の幅並びに階段の蹴上げ及び踏面の寸法は、直上階の居室の床面積の合計が200㎡を超える地上階又は居室の床面積の合計が100㎡を超える地階若しくは地下工作物内におけるものについては、高さ(a=4)m以内ごとに踊場を設けなければならない。そして、階段及びその踊場の幅は(b=120)cm以上、蹴上げの寸法は(c=20)cm以下、踏面の寸法は(d=24)cm以上でなければならない。
以上より、正しいものは肢1となる。
以上より、正しいものは肢1となる。
*建築基準法施行令23条1項、24条1項
【解法のポイント】本問のような数字を覚えておかなければならないような問題は、やりにくいですが、本問の階段に関する問題は過去にも出題されており、まとめておいて、試験前に集中して覚える必要があります。