下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
平成26年 管理業務主任者 本試験 【問 41】
【問 41】 住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成11年法律第81号。以下、本問において「品確法」という。)に規定される瑕疵担保責任の特例に関する次の文中の(ア)から(ウ)の中に入る用語の組合せとして、最も適切なものはどれか。

品確法において売主の瑕疵担保責任の特例の対象となる新築住宅とは、新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの((ア)から起算して(イ)を経過したものを除く。)をいう。その住宅の売主は、構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分として政令で定めるものについて(ウ)の時から10年間瑕疵担保責任を負わなければならない。これに反する特約で買主に不利な特約は無効とされている。



【解答及び解説】

【問 41】 正解 1

品確法において「新築住宅」とは、新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの(「建設工事の完了」の日から起算して「1年」を経過したものを除く。)をいう。
そして、新築住宅の売買契約においては、売主は、買主に「引き渡した」時から10年間、住宅のうち構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分として政令で定めるものの隠れた瑕疵について、瑕疵担保責任を負う。
以上より、(ア)=建設工事完了の日、(イ)=1年、(ウ)=引渡し、となり、肢1が正解となる。

*品確法2条2項、95条


【解法のポイント】この問題は、品確法の問題としては非常に基本的なものです。