下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
平成26年 管理業務主任者 本試験 【問 28】
【問 28】 建築用板ガラスに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 合わせガラスは、2枚のガラスをスペーサーで一定の間隔に保ち、その周囲を封着材で密閉し、内部に乾燥空気を満たしたガラスである。

2 強化ガラスは、ガラスを加熱したのち、急冷して、耐風圧強度を高めたガラスである。

3 複層ガラスは、2枚以上のガラスを特殊な合成樹脂フィルムで接着したガラスである。

4 フロート板ガラスは、熱の通しやすさに関しては複層ガラスと同等である。

【解答及び解説】

【問 28】 正解 2

1 不適切。合わせガラスとは、複数の板ガラスの間に樹脂などの中間膜を挟み、接着したガラスのことで、本肢の文章は複層ガラスの説明である。

2 適切。強化ガラスは、板ガラスを加熱した後、ガラス表面に空気を吹きつけ、均一に急冷し、表面に圧縮層を持たせます。同じ厚さのフロート板ガラスに比べると3~5倍の強度を持ち、耐風圧強度は高い。

3 不適切。複層ガラスとは、複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気などの中間層を設けたガラスである。本肢の文章は合わせガラスの説明である。

4 不適切。フロート板ガラスは、複層ガラスより熱を通しやすい。


【解法のポイント】肢1と肢3の定義が逆だということは、分かりやすかったと思います。