下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成24年 問17

【問 17】 建築基準法(昭和25年法律第201号)に規定されている建築物の高さに関する次の記述の(ア)から(ウ)に入る数値の組合せとして、正しいものはどれか。

避雷設備を設けなければならない建築物は、原則として高さが(ア)mを超えるもの、非常用の昇降機を設けなければならない建築物は、原則として高さが(イ)mを超えるものであり、また、高きが(ウ)mを超える建築物は、その構造方法について、構造計算によって安全性が確かめられたものとして国士交通大臣の認定を受けなければならない。



【解答及び解説】

【問 17】 正解 3

高さ20メートルをこえる建築物には、有効に避雷設備を設けなければならないので、(ア)は「20」となる。
次に、高さ31メートルをこえる建築物には、非常用の昇降機を設けなければならないので、(イ)は「31」となる。
最後に、高さが60メートルを超える建築物は、その構造方法は、荷重及び外力によって建築物の各部分に連続的に生ずる力及び変形を把握することその他の政令で定める基準に従った構造計算によって安全性が確かめられたものとして国土交通大臣の認定を受けたものであることが必要であるから、(ウ)は「60」となる。
以上より、正解は肢3となる。

*建築基準法33条、34条2項、20条1号