下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成24年 問4

【動画解説】法律 辻説法

【問 4】 区分所有法に定める管理者の権利義務に関する次の記述のうち、民法及び区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 管理者が、職務を行うに当たって費用を要するときであっても、区分所有者に対して、その費用の前払を請求することはできない。

2 管理者は、その職務上受け取った金銭その他の物を区分所有者に引き渡さなければならない。

3 管理者は、その職務を行うに当たって必要と認められる費用を支出したときは、区分所有者に対して、その費用及び支出の日以後におけるその利息の償還を請求することができる。

4 管理者が、その職務を行うため自己に過失なく損害を受けたときは、区分所有者に対して、その賠償を請求することができる。

【解答及び解説】

【問 4】 正解 1

1 誤り。管理者の権利義務は、民法の委任に関する規定に従うが、民法によると、委任事務を処理するについて費用を要するときは、委任者は、受任者の請求により、その前払をしなければならない。
*民法649条

2 正しい。管理者の権利義務は、民法の委任に関する規定に従うが、民法によると、受任者は、委任事務を処理するに当たって受け取った金銭その他の物を委任者に引き渡さなければならない。
*民法646条1項

3 正しい。管理者の権利義務は、民法の委任に関する規定に従うが、民法によると、受任者は、委任事務を処理するのに必要と認められる費用を支出したときは、委任者に対し、その費用及び支出の日以後におけるその利息の償還を請求することができる。
*民法650条1項

4 正しい。管理者の権利義務は、民法の委任に関する規定に従うが、民法によると、受任者は、委任事務を処理するため自己に過失なく損害を受けたときは、委任者に対し、その賠償を請求することができる。
*民法650条3項