下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
管理業務主任者 過去問解説 平成23年 問25
【問 25】 建築物定期調査、建築設備及び昇降機定期検査に関する次の記述のうち、建築基準法によれば、誤っているものはどれか。
1 具体的な調査・検査の項目並びに項目ごとの調査・検査の方法、結果の判定基準が告示で定められている。
2 建築物定期調査は、定量的な調査を主とし、目視などによる定性的な調査は、塀の劣化及び損傷状況の調査など限られた項目のみとされている。
3 建築設備に関する定期検査の項目には、換気設備の風量測定、非常用の照明装置の照度測定を含む。
4 昇降機定期検査では、ロープ式、油圧式等それぞれに検査結果表の様式が告示で定められている。
【解答及び解説】
【問 25】 正解 2
1 正しい。建築物定期調査、建築設備及び昇降機定期検査のいずれについても、具体的な調査・検査の項目並びに項目ごとの調査・検査の方法、結果の判定基準は国土交通大臣の定めるところによるものとされており、告示で定められている。
*建築基準法施行規則5条2項、5条の2第1項、6条2項
2 誤り。建築物定期調査は、定量的な調査だけでなく、目視などによる定性的な調査についても幅広く行われる。
3 正しい。建築設備に関する定期検査の項目には、換気設備の風量測定、非常用の照明装置の照度測定を含んでいる。
4 正しい。昇降機定期検査では、ロープ式、油圧式等それぞれに検査結果表の様式が告示で詳細に定められている。