下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成23年 問19

【問 19】 雨水排水設備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 雨水排水立て管には、し尿を含まない排水を流す管を接続してよい。

2 敷地雨水管の合流箇所、方向を変える箇所などに用いる雨水排水ますに設けなければならない泥だまりの深さは、100mm以上でなければならない。

3 敷地雨水管を一般排水系統の敷地排水管に合流させる場合、トラップますを介して行う。

4 壁面に吹き付ける雨水が下部の屋根面などに合流する場合の管径決定においては、壁面面積の25%を下部の屋根面などの面積に加算した上で降水量を算定する。

【解答及び解説】

【問 19】 正解 3

1 不適切。雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。

2 不適切。敷地雨水管の合流箇所、方向を変える箇所などに用いる雨水排水ますに設けなければならない泥だまりの深さは、「150mm」以上でなければならない。

3 適切。敷地雨水管を一般排水系統の敷地排水管に合流させる場合、臭気が雨水系統へ逆流しないようにトラップ機能のある排水ます(トラップます)を介して行う。

4 不適切。壁面に吹き付ける雨水が下部の屋根面などに合流する場合の管径決定においては、壁面面積の「50%」を下部の屋根面などの面積に加算した上で降水量を算定する。