下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成22年 問23

【問 23】マンションの給水方式に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 高置水槽方式の給水圧力は、変動が少なく安定している。

2 受水槽方式の場合は、敷地内配管は水道法(昭和32年法律第177号)による給水装置の適用を受けない。

3 受水槽方式の一つであるポンプ直送方式では、一般に小流量時用の圧力タンクを設けている。

4 直結増圧方式は、受水槽・高置水槽が不要なため、スペースの有効利用や水道本管の圧力の利用によるエネルギー低減などのメリットも多いが、断水すると水の供給が得られなくなる。

【解答及び解説】

【問 23】 正解 2

1 適切。高置水槽方式は、建物の屋上にある水槽から重力を利用して給水するので、給水圧力は変動が少なく安定している。

2 不適切。「給水装置」とは、需要者に水を供給するために水道事業者の施設した配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいう。したがって、敷地内配管も水道法の給水装置の適用を受ける。受水槽から先の部分が各管理組合の責任である。
*水道法3条9項

3 適切。受水槽方式の一つであるポンプ直送方式においても、小流量時にポンプが焼けることを防ぐために小流量時用の圧力タンクを設けている。

4 適切。直結増圧方式は、水道本管の水を増圧ポンプによって直接各戸へ給水するので、受水槽・高置水槽が不要なため、スペースの有効利用や水道本管の圧力の利用によるエネルギー低減などのメリットも多いが、受水槽・高置水槽がないため、断水すると水の供給が得られなくなる。