下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
管理業務主任者 過去問解説 平成22年 問18
【問 18】コンクリートの特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
１ 温度上昇に伴う膨張の程度が鋼材とほぼ等しいため、鋼材との相性がよい。
２ 乾燥収縮が小さく、ひび割れが生じにくい。
３ 耐火性に優れており、引張強度が大きい。
４ 自由な成形が可能であるが、圧縮強度は小さい。
【解答及び解説】
【問 18】 正解 １
１ 適切。鉄筋コンクリート造の素材であるコンクリートと鋼材は、温度上昇に伴う熱膨張率がほぼ等しいため、非常に相性の良い素材である。
２ 不適切。コンクリートは、水が多くなれば、乾燥収縮による亀裂が生じやすく、また耐久性も低下する。
３ 不適切。コンクリートが耐火性に優れているという点は正しいが、引張強度は小さく、圧縮強度が大きい。
４ 不適切。コンクリートは、現場で型枠に入れて成形するので、自由な成形が可能であるという点は正しいが、圧縮強度は大きい。