下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成21年 問25

【問 25】 排水及び浄化槽に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 浄化槽から公共用水域等に放流される水の水質については、環境省令で、技術上の基準が定められている。

2 浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年1回(全ばつ気方式の浄化槽にあっては、おおむね6月ごとに1回以上)、浄化槽の清掃をしなければならない。

3 排水トラップの封水深は、5cm以上10cm以下(阻集器を兼ねる排水トラップについては5cm以上)としなければならない。

4 給水タンクの水抜管及びオーバーフロー管は、排水管に直接連結しなければならない。

【解答及び解説】

【問 25】 正解 4

1 適切。環境大臣は、浄化槽から公共用水域等に放流される水の水質について、環境省令で、技術上の基準を定めなければならない。
*浄化槽法4条1項

2 適切。浄化槽管理者は、環境省令で定めるところにより、毎年一回(環境省令で定める場合にあっては、環境省令で定める回数)、浄化槽の保守点検及び浄化槽の清掃をしなければならない。そして、全ばっ気方式の浄化槽にあっては、おおむね6月ごとに1回以上、浄化槽の保守点検及び浄化槽の清掃をしなければならない。
*浄化槽法10条1項、同施行規則7条

3 適切。排水トラップの封水深は、5cm以上10cm以下(阻集器を兼ねる排水トラップについては5cm以上)としなければならない。

4 不適切。給水タンクの水抜管及びオーバーフロー管は、排水管に直接連結してはならない。