下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成21年 問20

【問 20】 一般の家庭において使用されるディスポーザ排水処理システムに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 ディスポーザは、台所流しに取り付けられ、生ごみを破砕して水とともに排水するものである。

2 ディスポーザ排水処理システムは、ディスポーザ、排水配管及び排水処理槽からなる。

3 ディスポーザ排水処理システムを設置する場合は、台所流しからの排水管は専用の配管として排水処理槽に接続する。

4 下水道未整備地域においては、環境上の問題からディスポーザ排水処理システムを設置することが認められていない。

【解答及び解説】

【問 20】 正解 4

1 適切。ディスポーザは、台所から出る生ごみを粉砕して排水と共に流すことができるものである。

2 適切。ディスポーザ排水処理システムは、ディスポーザ、専用排水管、排水処理槽等から構成され、住戸内及びごみ置場での生ごみ腐敗臭の抑制等が目的となる。

3 適切。ディスポーザ排水処理システムを設置する場合は、破砕されたデイスポーザ排水を台所排水と共に排水処理槽へ搬送する台所専用の排水管として、浴室洗面系や汚水系排水管とは分離して排水処理槽に接続する必要がある。

4 不適切。下水道未整備地域においても、ディスポーザ対応型浄化槽を設ける等の要件を満たせば、ディスポーザ排水処理システムを設置することも可能である。