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管理業務主任者 過去問解説 平成19年 問27

【問 27】建物の躯体コンクリートに亀裂を発生させる要因として、最も不適切なものはどれか。

1 建物の不同沈下

2 コンクリートの乾燥収縮

3 温度変化によるコンクリートの膨張・収縮

4 紫外線によるコンクリートの化学変化

【解答及び解説】

【問 27】 正解 4

1 適切。建物の不同沈下が起こると、建物にゆがみが生じ躯体コンクリートに亀裂を発生される要因となる。

2 適切。コンクリートの乾燥収縮はコンクリート中のセメントペーストが乾燥することにより収縮するもので、コンクリートに亀裂を発生させる要因となる。

3 適切。温度の変化によりコンクリートは膨張・収縮し、これはコンクリートに亀裂を発生させる要因となる。

4 不適切。紫外線によるコンクリートの化学変化は、コンクリートを劣化させる要因にはなるが、コンクリートの亀裂の要因とはされていない。