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管理業務主任者 過去問解説 平成19年 問19

【問 19】 昇降機についての定期検査をすることができる者が有しなければならない資格として、建築基準法第12条第3項の定める内容に適合しないものは、次のうちどれか。

1 一級建築士

2 二級建築士

3 国土交通大臣が定める要件を満たし、かつ、国土交通大臣の登録を受けた建築設備検査員講習の修了者に該当する者

4 国土交通大臣が定める要件を満たし、かつ、建築基準適合判定資格者に該当する者

【解答及び解説】

【問 19】 正解 3

1 適合する。昇降機の所有者は、定期に、「一級建築士」若しくは二級建築士又は建築設備等検査員資格者証の交付を受けている者に検査をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなければならない。
*建築基準法12条3項

2 適合する。昇降機の所有者は、定期に、一級建築士若しくは「二級建築士」又は建築設備等検査員資格者証の交付を受けている者に検査をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなければならない。
*建築基準法12条3項

3 適合しない。昇降機の所有者は、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は建築設備等検査員資格者証の交付を受けている者に検査をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなければならないが、「建築設備等検査員資格者証の交付を受けている者」には、登録「昇降機等」検査員講習を修了した者は該当するが、登録「建築設備」検査員講習講習の修了者には昇降機の検査は認められていない。

4 適合する。昇降機の所有者は、定期に、一級建築士若しくは二級建築士又は建築設備等検査員資格者証の交付を受けている者に検査をさせて、その結果を特定行政庁に報告しなければならないが、「建築設備等検査員資格者証の交付を受けている者」には、建築基準適合判定資格者が含まれている。