管理業務主任者 過去問解説 平成18年 問20

【問　20】　非常用エレベーターに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

１　非常用エレベーターの設置が必要とされるのは、建築物の高さが45ｍを超える場合である。

２　非常用エレベーターの乗降ロビーの床面積は、非常用エレベーター１基について５㎡以上としなければならない。

３　非常用エレベーターには、かごを呼び戻す装置を設け、その装置の作動を中央管理室においても行うことができるものとしなければならない。

４　非常用エレベーターのかごの定格速度は、45ｍ/min以上としなければならない。

【問　20】　正解　３

１　不適切。高さ31メートルをこえる建築物には、非常用の昇降機を設けなければならない。

２　不適切。非常用エレベーターの乗降ロビーの床面積は、非常用エレベーター一基について「10㎡」以上としなければならない。

３　適切。非常用エレベーターには、かごを呼び戻す装置を設け、かつ、当該装置の作動は、避難階又はその直上階若しくは直下階の乗降ロビー及び中央管理室において行うことができるものとしなければならない。

４　不適切。非常用エレベーターのかごの定格速度は、60メートル以上としなければならない。45メートルではない。