下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成18年 問15

【問 15】 管理組合の活動における以下の取引に関し、平成18年3月分の仕訳として正しいものは次のうちどれか。ただし、この管理組合の会計年度は、4月1目から翌年3月31日までとし、期中の取引において、企業会計原則に基づき厳格な発生主義によって経理しているものとする。

(取 引)
平成18年2月にマンションの共用部分である排水溝について、浸水時の水はけを良くするため拡張工事を実施することになり、業者から見積書を取り、発注した。その排水溝の拡張工事は平成18年3月25日に完成し、同日代金250万円の請求を受けた。
なお、支払いは平成18年4月30日の予定である。



【解答及び解説】

【問 15】 正解 1

排水溝の拡張工事は、3月には完成しているが、支払は4月なので、3月時点では、負債の増加として貸方に「未払金 2,500,000円」となる。
借方としては、排水溝の「拡張」工事であるから、「構築物 2,500,000円」となる。
以上より、正解は肢1となる。