管理業務主任者 過去問解説 平成17年 問18

【問　18】　建築基準法施行令第１条の用語の定義に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

１　構造耐力上主要な部分とは、基礎、壁、柱などで、建築物の自重及び積載荷重を支えるものをいい、筋かいなどの斜材を含まない。

２　敷地とは、１の建築物又は用途上不可分の関係にある２以上の建築物のある一団の土地をいう。

３　地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの３分の１以上のものをいう。

４　耐水材料とは、れんが、石、人造石、コンクリート、アスファルト、陶磁器、ガラスその他これらに類する耐水性の建築材料をいう。

【問　18】　解答　１

１　誤り。構造耐力上主要な部分とは、基礎、基礎ぐい、壁、柱、斜材（筋かい、方づえ、火打材その他これらに類するものをいう。）などで、建築物の自重若しくは積載荷重、積雪荷重などを支えるものをいう。したがって、筋かいなどの斜材も含まれる。

２　正しい。敷地とは、一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。

３　正しい。地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの３分の１以上のものをいう。

４　正しい。耐水材料とは、れんが、石、人造石、コンクリート、アスファルト、陶磁器、ガラスその他これらに類する耐水性の建築材料をいう。