下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成17年 問15

【問 15】 管理組合の活動における以下の取引に関し、平成17年3月分の仕訳として正しいものは次のうちどれか。ただし、この管理組合の会計年度は、4月1日から翌年3月31日までとし、期中の取引において、企業会計原則に基づき厳格な発生主義によって経理しており、支払保険料についても毎月初に当月発生額を費用計上しているものとする。





【解答及び解説】

【問 15】 解答 1

管理組合は、保険料を普通預金から支払っているので、資産の減少として、貸方は「普通預金 1,200,000円」となる。
次に、保険料のうち積立保険料は、資産になるので、資産の増加として、借方は「積立保険料 600,000円」となる。
最後に、保険料のうち、危険保険料の部分は、掛け捨てになり、費用として当月分は支払保険料として「支払保険料 50,000円」、次月分以降は資産の増加として「前払保険料 550,000円」と、借方に仕訳することになる。
以上より、正解は肢1となる。