下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成16年 問45

【問 45】 マンションの建替えの円滑化等に関する法律(平成14年法律第78号。以下本問において「建替え円滑化法」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 建替え円滑化法における「マンション」とは、2以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるものをいう。

2 マンション建替組合を法人とするか否かは、組合の任意である。

3 マンション建替組合には、役員として理事3人以上及び監事2人以上を置かなければならず、理事の互選により理事長1人を置く。

4 マンション建替組合の組合員の数が50人を超える場合には、総会に代わってその権限を行わせるために総代会を設けることができる。

【解答及び解説】

【問 45】 正解 2

1 正しい。建替え円滑化法において「マンション」とは、二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるものをいう。
*建替え円滑化法2条1項1号

2 誤り。マンション建替組合は、法人とされておリ、組合の意思により法人としないことはできない。
*建替え円滑化法6条1項

3 正しい。マンション建替組合には、役員として、理事3人以上及び監事2人以上を置き、理事長1人を理事の互選により置かなければならない。
*建替え円滑化法20条

4 正しい。マンション建替組合の組合員の数が50人を超える組合は、総会に代わってその権限を行わせるために総代会を設けることができる。
*建替え円滑化法31条1項