下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成16年 問7

【問 7】 マンション標準管理委託契約書(平成15年4月9日国総動第1号~第4号。国土交通省総合政策局長通達。以下同じ。)における契約の更新等の定めに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 管理業者は、契約を更新しようとする場合、契約の有効期間が満了する日の3月前までに、管理組合に対して、その旨を申し出ることが必要であるが、この申出は、書面で行う必要がある。

2 管理業者から契約の有効期間が満了する日の3月前までに契約の更新の申出があり、管理組合からこれに対する特段の意思表示がなかった場合、契約は、従前の契約と同一の条件をもって1年間更新される。

3 契約の更新について契約当事者から申出があった場合において、その有効期間が満了する日までに更新に関する協議がととのわないときは、従前の契約と同一の条件で暫定契約が締結されたとみなされる。

4 管理組合は、契約の有効期間の途中にあっては、管理業者の同意を得なければ、契約を解除することはできない。

【解答及び解説】

【問 7】 正解 1

1 最も適切。管理組合又は管理業者は、本契約を更新しようとする場合、本契約の有効期間が満了する日の3月前までに、その相手方に対し、書面をもって、その旨を申し出るものとする。
*標準管理委託契約書21条1項

2 不適切。管理業者から契約の更新の申出があった場合、契約が更新されるためには管理組合の意思表示が必要であり、管理組合から特段の意思表示がなかった場合に契約が自動的に更新される旨の規定はない。
*標準管理委託契約書21条参照

3 不適切。契約の更新について申出があった場合において、その有効期間が満了する日までに更新に関する協議がととのう見込みがないときは、管理組合及び管理業者は、同一の条件で、期間を定めて暫定契約を締結することが「できる」のであり、暫定契約が締結されたものとみなされるわけではない。
*標準管理委託契約書21条2項

4 不適切。契約は、相手方の債務不履行等の事由がなくても、管理組合及び管理業者は、その相手方に対し、少なくとも3月前に書面で解約の申入れを行うことにより、契約を終了させることができる。
*標準管理委託契約書19条