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管理業務主任者 過去問解説 平成14年 問25

【問 25】 建築構造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 耐震壁は、主として鉛直荷重を負担する。

2 柱には、一般に圧縮力、曲げモーメント及びせん断力が作用する。

3 同一の建築物では、支持杭と摩擦杭の混用は避けるべきである。

4 梁(はり)には大梁と小梁があり、一般に小梁の支える床荷重は、大梁に伝達される。

【解答及び解説】

【問 25】 正解 1

1 不適切。耐震壁は、主として地震などの水平荷重を負担するものである。

2 適切。柱には、一般に圧縮力、曲げモーメント及びせん断力が作用する。

3 適切。同一の建築物に、支持杭と摩擦杭を混用すると、それぞれの部分に建築物の沈下に違いが生じるので、その混用は避けるべきである。

4 適切。梁には柱と柱をつなぐ大梁と、大梁と大梁をつなぐ小梁があり、一般に小梁の支える床荷重は、大梁に伝達される。