下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。

管理業務主任者 過去問解説 平成14年 問19

【問 19】 消防法(昭和23年法律第186号)で定める「消防用設備等」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 消防の用に供する設備には、消火設備、警報設備及び避難設備がある。

2 消防用水には、防火水槽又はこれに代わる貯水池その他の用水がある。

3 消火活動上必要な施設には、排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備及び無線通信補助設備がある。

4 避難設備には、避難器具、誘導灯、誘導標識及び自動火災報知設備がある。

【解答及び解説】

【問 19】 正解 4

1 正しい。消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とされている。
*消防法施行令7条1項

2 正しい。消防用水は、防火水槽又はこれに代わる貯水池その他の用水とされている。
*消防法施行令7条5項

3 正しい。消火活動上必要な施設は、排煙設備、連結散水設備、連結送水管、非常コンセント設備及び無線通信補助設備とされている。
*消防法施行令7条6項

4 誤り。避難設備は、火災が発生した場合において避難するために用いる機械器具又は設備であって、すべり台、避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋その他の避難器具、誘導灯及び誘導標識をいい、自動火災報知設備はこれに含まれない。自動火災報知設備は、警報設備にあたる。
*消防法施行令7条4項