管理業務主任者 過去問解説 平成13年 問39

【問　39】　次の記述のうち、標準管理規約の定めに反するものはどれか。

１　各組合員の議決権は、組合員が有する共用部分の共有持分の割合によるものとすること。

２　住戸１戸につき二の組合員が存在する場合、二の議決権としてその行使を認めるものとすること。

３　代理人は、代理権を証する書面を理事長に提出しなければならないものとすること。

４　議決権は、書面又は代理人によって行使することができるものとすること。

【問　39】　正解　２

１　反しない。第46条関係コメントによると、議決権については、共用部分の共有持分の割合、あるいはそれを基礎としつつ賛否を算定しやすい数字に直した割合によることが適当であるとされている。

２　反する。住戸１戸が数人の共有に属する場合、その議決権行使については、これら共有者をあわせて一の組合員とみなす。

３　反しない。代理人は、代理権を証する書面を理事長に提出しなければならない。

４　反しない。組合員は、書面又は代理人によって議決権を行使することができる。