内金

【解説】

内金(うちきん)は、内入金(うちいれきん)ともいい、売買代金等の一部の支払いのことです。
手付も内金も、最終的には売買代金の一部に組み込まれますが、手付は証約手付や解約手付などの特別の効力が認められるのに対し、内金はそのような効力はなく、売買代金の一部の支払いというだけの意味です。

内金というのも、ケース・バイ・ケースでいろいろな意味を持つこともあるようですが、試験としては、上記の理解でいいと思います。

ちなみに、宅建試験では、手付が毎年のように登場する言葉であるのに対し、内金というのは、意外にもめったに試験の問題文では登場しませんが、本試験で使われたこともありますので(平成22年 問39 肢4)、やはり知っておく必要のある言葉です。

その他の宅建用語集に戻る