※この記事は一般的な条文解説で、宅建等の資格試験の範囲を超えた内容も含みます。当サイトの記事が読みやすいと感じた方は、当サイトと資格試験向け教材の関係をご覧下さい。
【解説】
1.建築基準法~「以上」「超える」等の覚え方
建築基準法でいろいろな数字を覚えていきますが、「超える」か「以上」かというのは重要です。
この「超える」と「以上」の意味は知っていると思います。
「超える」というのは、その数値を含まないけれども、「以上」というのは、その数値を含みます。
たとえば、100㎡を「超える」というのは、100㎡ちょうどというのは含みません。
これに対して、100㎡「以上」といえば、100㎡ちょうどを含みます。
そして、各種試験などの問題を見てみれば意外にこの「ちょうど」という数字はよく出題されています。
「これは大変だな!」と思われる方が多いと思うので、ココで覚え方を伝授しておきましょう。

上図を見て下さい。建築基準法で「~㎡」「~m」というところは、ほぼ「超える」という表現になっています。
それに対して、建物の階数の規定については、「以上」「以下」という表現になっています。これだけです。これで非常にラクになったと思います。
それともう一つ、階数を表現する場合、黙ってたとえば「3階」という表現になっていれば、それは「地階(地下)を含む」ということです。したがって、「地上2階、地下1階」というのは、3階建ての建物になります。
建築基準法には、地階を含まない場合も出てきますが、そのときは「(地階を除く)」というふうにカッコ書きが付いています。逆に言うと、このカッコ書きがない以上「地階を含む」ということになるわけです。
【解説】
1.建築基準法~「以上」「超える」等の覚え方
建築基準法でいろいろな数字を覚えていきますが、「超える」か「以上」かというのは重要です。
この「超える」と「以上」の意味は知っていると思います。
「超える」というのは、その数値を含まないけれども、「以上」というのは、その数値を含みます。
たとえば、100㎡を「超える」というのは、100㎡ちょうどというのは含みません。
これに対して、100㎡「以上」といえば、100㎡ちょうどを含みます。
そして、各種試験などの問題を見てみれば意外にこの「ちょうど」という数字はよく出題されています。
「これは大変だな!」と思われる方が多いと思うので、ココで覚え方を伝授しておきましょう。
上図を見て下さい。建築基準法で「~㎡」「~m」というところは、ほぼ「超える」という表現になっています。
それに対して、建物の階数の規定については、「以上」「以下」という表現になっています。これだけです。これで非常にラクになったと思います。
それともう一つ、階数を表現する場合、黙ってたとえば「3階」という表現になっていれば、それは「地階(地下)を含む」ということです。したがって、「地上2階、地下1階」というのは、3階建ての建物になります。
建築基準法には、地階を含まない場合も出てきますが、そのときは「(地階を除く)」というふうにカッコ書きが付いています。逆に言うと、このカッコ書きがない以上「地階を含む」ということになるわけです。